MAKE 作ってみた

微妙な力加減でごく少量のボンドを押し出せる速乾ボンドを手に入れた

微妙な力加減でごく少量のボンドを押し出せる速乾ボンドを手に入れた

さて、お城制作は順調に進んでいるのだが、ここでちょっと工作に欠かせないボンドについて書いておこう。

先日、ヒャッキンで誰かが手芸工作用に速乾ボンドを探していて見つけたもの。

買った本人は

あれ?私の作業この小さなボンド
じゃなくてもできるかも

といっているので今はほぼ自分専用。

これまでつけばいいやと一家に一つは必ずあるであろうコニシの黄色い木工ボンドを使っていた。もちろんつく。ボンドなのだから。つけるという目的は達成できる。

が作業に慣れてくると単につくという事実だけでは満足できなくなるもの。無ければつけることすらできないであろうありがたみを忘れ徐々に不満へと変化していく不思議。

なんせ黄色いボンドは乾くのがとてもゆっくりでたまらない。

ゆっくり乾くことにもメリットはある。テキトーに貼り合わせても、多少のズレがあっても、少しずつ修正しながら貼り合わせ位置を調整すればいい。

がしかし、とにかく常にゆっくりゆっくり乾く。いつまでもいつまでも辛抱強く紙を押し続けなけらばならない。

もう乾いたかななどと油断して指を離してはいけない。じわーと剥がれていく。悲しすぎる。繊細すぎる。

つかないならつかないでまだいい。やり直せば良いだけだ…これが…よしついたと安心して後から確認すると、じわーっと中途半端にズレたままがっちり乾いちゃったなんてのが一番悲惨。

ううむ…

で手に入れたこのボンド。この手の接着剤の世界はコニシが独占かと思っていたらそうでもなかった。実際、ヒャッキンにもコニシのボンドは普通に置いていた。

が、この手芸ボンドはコニシではなかったよ。

このボンドの良いところ。先端がとても細くかつ容器が柔らかいため

繊細な力加減でもの凄くちょっとずつ押し出すことができるので自分の理想の量(に近いもの)をつけられる

コニシの普通の木工ボンドは大きくしっかりしている故、片手で理想量を押し出すなんて繊細な作業は望めない。特にボンドが容器に残り少なくなったときなんか「ぎゃあ」いうくらいどばっと出て衝撃。

なのであらかじめ爪楊枝などにボンドを取り分け、その爪楊枝でボンドを塗っていた。

このやり方だと塗ってる途中でボンドが足りなくなったとき悲しいことになる。一端パーツを置いて爪楊枝にボンドをつけてまたパーツを取って。忙しいし要領が悪い。

しかもパーツの形状が小さくなると、パーツをこう持ちたいという持ち方がボンドに邪魔されてアタフタしている間にボンドが乾きまたボンドを塗り直す負のスパイラルに陥る。悲しすぎる。

かといって乾くのが嫌だからと多めにボンドを塗りたくるわけにもいかない。

ボンドが乾くのが遅い理由としてその成分の半分近くが水だ。多量の水分のせいで紙がフニャフニャア~になってしまい変形。泣

初めて作った松山城の立て付けが悪くなった理由は、薄かった紙厚とつけすぎたボンドの量に原因があったのだ。

松山城を120ミクロンのスーパーファイン紙で作ってみたらふにゃふにゃになった
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