屋根の曲線美が特徴的な松本城/小さなパーツの精度が全体の雰囲気を引き締める

お城

行ってみたことのないお城をこうしてこつこつ作っていると現物を見る(入る)ときには始めて入る気がしない感じなのかな。

松本城は現存天守十二城の一城で大天守含め五棟からなる。

大天守の先端(五層目)から作成するパターンだ。

お城を作りながらいろいろ気づいた作り方のノウハウを書かなくちゃなあと思っているのだけれど、作り始めるとひたすら作り続けてしまい忘れる。なので気づいたら完成していて注意点もすっかり忘れているという。

なので今回は気づいたことは都度書き留めてみよう。

上の写真と見比べてパーツがついていない部分があるよね。二種類の破風(はふ)がくっつくところ。

一つは本を開いて伏せたような形の切妻屋根千鳥破風、もう一つは中央が滑らかに盛り上がった曲線を持つ唐破風

こういった細かなパーツを作成する(本体にではなくまだパーツ)とき、パーツ同士をできる限りきれいに位置合わせしておきたい。

そもそも接着って接着面同士に圧力をかけることでよりしっかりとくっつく。

しかしボンドをつけていざ貼り合わせというとき、いきなりギューなんてやるとパーツ同士がボンドの水分で滑り、まさかの場所がガッシリくっつき泣く。ということによくなる。

なのでまずは揃えたい位置に沿ってパーツ同士をそっと貼り合わせ、合わせた位置がずれないようにしばらくじっとしておく

速乾性のボンドを使っていれば20秒もそっとしていれば手を離してもパーツの位置がずれることはないだろう(だろう)。

手を離してもパーツの位置がずれていないことを確認したら小さなヘラなどでそっと接着面に圧を加え押しつけよう。

この押しつけ(圧着)作業によりパーツの強度もより上がる。

パーツの強度が上がっていればこのあとより大きなパーツに取り付ける際にも作業がずいぶん楽になる。

小さなパーツがしっかり綺麗に組み上がることで最終的な完成物(お城)の雰囲気も引き締まってくる。

逆に小さなパーツやちょっとしたアールが滑らかでない(雑な作りになってしまう)とお城全体がなんとなくぼやけた感じになってしまう。

細かな一つ一つのパーツを作成するときも気を抜かずに作っていきたいね。

今までいくつかお城を作ってきたのですが、この松本城。上層から一層目を二層目にくっつけ、それを三層目にくっつけ…とシンプルに層を重ね合わせていく作り方をします。

どのように展開図を考えるのかはお城をデザインされた作家さんの設計によります。展開図の考え方にも個性がありますね。

ここで突然ですが、作成のポイントととして折り目をつけるとき、自分は手持ちのペーパーナイフを使って折り目をつけてます。

このサイズのパーツを組み立てるのにこの作業(折り目をつける)をせずテキトーに折るのはまず無理なので。

ペーパーナイフは便利ではあるのですが、もう少し先端にシャープさが欲しい

かといってカッターの刃を使ってしまうと切れすぎる。たとえ使い古した刃(パーツのカットがしづらくなった古い刃)でも切れすぎる。

そこで…

何か固いものに刃を当てて

強制的に切れ味を落としてみよ

と計画中。

大天守の五層が完成し、石垣のパーツがくっついた。

ここまでほぼ細かな細工がなく(破風を4つつけただけ)、五層目でようやくちょっと細工がでてきた松本城。

このお城は本当にここまでデコボコがないんだろうか。今までのお城があまりに細かなパーツが再現されていたものだから、このシンプルさにかえってびっくりである。

続く…